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RAID5復旧に向けて、RAIDの基本、RAID5運用上の注意点、障害対策などなど・・・ RAID5の復旧に関して最低限のことをご紹介します。 RAID5復旧の参考にしてみて下さい。
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 ☆本サイトでは、RAID5復旧のための基本的事項も含め記載しています☆
 
RAIDとは、安価な複数のHDDを使って冗長性を確保した仕組みのことをいいます。
 冗長性というのは、一部にトラブルが起きても、システム全体の機能を維持できるように予備装置を配置・運用することで確保する安全性のことです。 
 
システム全体の稼働をストップさせないように、トラブルが起きたときにバックアップに切り替えるのです。

家庭で使用するPCなどであれば、トラブルが発生したとしても、損害はたかが知れていますが、企業などの場合はそうはいきません。
システムがトラブって本来のパフォーマンスを発揮しないと、人命や資産を損失したり、企業活動に大打撃を受けます。

企業のシステムにおいては、冗長性というのは重要なキーワードとなってきます。

冗長性が必須です。とは言っても、コストはなるべく抑えたいという思いもあります。
そこで、安価な複数のHDDを使い冗長性を確保するRAIDというわけです。 

 
また、RAIDは、容量の小さなHDDをまとめることで大きな容量のHDDとして利用することが可能となります。
今となっては容量の大きなHDDも安くなってきていますが、以前の高かったころは、これは重要な視点です。 


RAIDというのはいつ開発された概念・テクノロジーなのでしょうか?
 
実は、RAIDという言葉が誕生したのは1988年です。 

カリフォルニア大学バークレー校のDavid A.Patterson氏、Garth Gibson氏、Randy Katz氏の共同論文「A Case for Redundant Arrays of Inexpensive Disks(略してRAID)」の中で出てきました。 

安価で低容量、価格相応の信頼性のHDDを用いて、大容量で信頼性の高いストレージを構築する手法をこの論文では論じています。
 
 
もう一度まとめておきましょう。
RAIDとは「安いHDDを複数組み合わせて、冗長性と容量増大を実現する仕組み」です。
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